人間の肉声がもっている表現力の豊かさを伝えたい。

◆日本語歌唱からオノマトペ、そして模倣音へ

 私たちは日本語を話しますが、その発音の仕方や歌での扱い方は千差万別で、特に教育を受けたことがないという方も多いようです。そこで、私は「日本人なら、日本語の発音をきちんと理解して話したり、歌ったりすることが大切。特に子どもにとって一番最初の先生になる可能性が高い学生たち(=保育者)なら、なお大切」と考え、日本語歌唱に関する指導法、特に母音の扱いについての研究を進めてきました。そして、研究を進めるうちにオノマトペの可能性について意識するようになり、それが口で表現される模倣音への関心に繋がりました。

 

◆物まねなんて言わないで。ヒューマンビートボックスはすでに一つの音楽ジャンル

 ヒューマンビートボックスに代表される口を使った模倣音は、それを使った演奏スタイルが確立されていながら、研究領域としては未開拓です。私は、その技法や新たな表現方法を研究しています。

人間の肉声が持っている生々しさ、表現力の豊かさといったものを、これからも研究し、教育現場に還元していきたいと考えています。

 

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おしらせ

ヒューマンビートボックスのレクチャーコンサートと打楽器のコラボレーションライブを基にした論文が、札幌国際大学紀要に掲載されました。

2012年1月7日に開催された、日本を代表するヒューマンビートボクサーTATSUYAとAIBOによる講習会とパーカッショニストの新村泰文とのコラボレーションライブとワークショップ。この時の模様を基に、『ヒューマンビートボックスの可能性に関する一考察』がこのほど、札幌国際大学紀要に掲載されました。詳しくは、「最近の研究から」をご覧ください。

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