◇緊急開設 子どもと共に考えよう臨時休校コーナー 続々更新中!

 今後約1ヶ月、子どもたちは自宅で軟禁状態になります。「新型コロナウイルスに感染しなかったけど、こころが変になっちゃった~」なんてことが起こらないように、自宅でもできる工夫を出し合いませんか?

 皆様のお知恵をメールでお寄せください。随時、特別ページでご紹介します。

 

◇本サイトではライブチャット機能が使えます。右下のアイコンをクリックすると開きます。(注:利用可能時間帯以外はライブチャットのアイコンは表示されません。)

【お断り】本サイトは、個人で運用しており、論文等の公的機関の発行物以外の記述内容は、私個人の見解です。


成立背景が異なるヒューマンビートボックスとヴォーカルパーカッションを「身体楽」という概念でシームレスに研究しています。

 

◆「身体楽」とは?

 「身体楽」(しんたいがく)とは、人間の身体から発せられる様々な音(音声)で創造される声楽以外の音楽表現を包括する概念であり、私の造語です。発音源は私達の身体である必要があります。その音源を、マイクロフォンやアンプ、イコライザー、ループマシン、スピーカーといった拡声装置を通して再生することは構いません。 あくまでも身体を発音源の由来としているところが重要です。もちろん、拡声装置を用いなくても楽しめます。

 

◆「身体楽」として想定される音楽表現

 ヒューマンビートボックス、ヴォーカルパーカッション、ボディパーカッションなどを想定しています。これまでは、ヒューマンビートボックスを中心に研究を進めてきましたが、成立背景が異なるものの、直接的模倣音を多用するという意味で共通点の多いヴォーカルパーカッションについても研究を深めていきます。

 

◆日本語歌唱からオノマトペ、直接的模倣音を経てヒューマンビートボックスへ

 私たちは日本語を話しますが、その発音の仕方や歌での扱い方は千差万別で、特に教育を受けたことがないという方も多いようです。そこで、私は「日本人なら、日本語の発音をきちんと理解して話したり、歌ったりすることが大切。特に子どもにとって一番最初の先生になる可能性が高い学生たち(=保育者)なら、なお大切」と考え、日本語歌唱に関する指導法、特に母音の扱いについての研究を進めてきました。そして、研究を進めるうちにオノマトペの可能性について意識するようになり、それが口で表現される直接的模倣音への関心に繋がりました。

詳しくは、「これまでに寄せられた質問」に掲載しています。

 

◆ヒューマンビートボックスは、ボイパと共に音楽表現の新しいジャンル=身体楽へ

 ヒューマンビートボックスやヴォーカルパーカッションに代表される口を使った直接的模倣音は、研究領域としては未開拓です。私は、その技法や新たな表現方法を研究しています。人間の肉声が持っている生々しさ、表現力の豊かさといったものを、これからも研究し、教育現場に還元していきたいと考えています。


【トピックス】

◇ビートボクサーAFRAさん、TATSUYAさん、ヴォイパのKAZZさんと共に、論文完成を祝いました。(聞き取り調査後)

 2020年1月22日、都内某所にて『日本におけるヒューマンビートボックスの概念形成~世界的な潮流と日本人ビートボクサー“Afra”との関わりから~』の論文作成で調査に協力をしてくださったAFRAさんを囲み、最後の聞き取り調査をした後、日本ヒューマンビートボックス協会代表理事のTATSUYAさん、ヴォーカルパーカッションの大御所で神戸発の防災音楽活動を推進するKAZZさんをお招きして、ヒューマンビートボックスとヴォーカルパーカッションの架け橋ともなるべき集まりを開催しました。

 私の今の研究テーマである「直接的模倣音の指導法」について、ビートボックスとヴォイパのシームレスな捉え方や、今後の発展に関する熱い議論が交わされました。この席が実現したのは、ヴォーカルパーカッショニストでもありライターのkazumaさんのおかげです。kazumaさんの論考は、大変緻密でビートボクサーとヴォイスパーカッショニストの双方にとって、とても有益な内容が含まれています。是非、一度ご参照ください。→こちら

 翌日は、私の「身体楽」という概念に触発された中国内モンゴル自治区のビートボクサーと懇談し、ビートボックスの身体性に関する熱い議論を交わしました。彼曰く「インターネット上の情報からは得られない学びが日本では期待できる」とのこと。彼は、今春、日本国内の某大学院への合格を勝ち取るべく、頑張っています。

 今後は、徐々に増えつつある研究仲間と共に、“パーカッシブなヒューマンヴォイス”という広い概念から、ビートボックスやヴォイパの教育現場での導入のための指導法の研究を進めて参ります。


【これまでのトピックス】

◇ビートボクサーAFRAさん、ビートボクサーTATSUYAさん、ヴォイスパーカッショニストのKAZZさん、ライターkazumaさんとの懇談についての記事をアップしました。(2020.01.31)

◇『日本におけるヒューマンビートボックスの概念形成〜世界的な潮流と日本人ビートボクサー“Afra”との関わりから〜』の全文を主要論文ダウンロードリンクからご覧いただけるようになりました。→こちら (2020.01.08)

◇トップページの題名に「ヴォーカルパーカッション」を加えました。(2020.01.07)

◇日本語オペラに関するインタビューを受けました。詳しくは→こちら

◇科研費基盤研究(C)一般で『学校教育におけるヒューマンビートボックスの指導でのオノマトペの活用法の研究』が採択されました。(2019〜2021年度) 課題番号19K02799

◇北海道新聞夕刊の文化欄『魚眼図』というコラムで、ヒューマンビートボックス関連の話しを連載中です。

◇『学校の先生のための授業で使えるヒューマンビートボックス』講座は、現在募集を中止しています。