【トピックス】

◇日本音楽表現学会 『音楽表現学』Vol.17に、拙論『日本におけるヒューマンビートボックスの概念形成〜世界的な潮流と日本人ビートボクサー“Afra”との関わりから〜』が掲載されました。論文要旨と研究計画をご覧になれます。 詳しくは→こちら

◇科研費基盤研究(C)一般で『学校教育におけるヒューマンビートボックスの指導でのオノマトペの活用法の研究』が採択されました。(2019〜2021年度) 課題番号19K02799

◇北海道新聞夕刊の文化欄『魚眼図』というコラムで、ヒューマンビートボックス関連の話しを連載中です。

◇『学校の先生のための授業で使えるヒューマンビートボックス』講座は、現在募集を中止しています。

◇略歴ページの顔写真が不評なため差し替えました。

 


ヒューマンビートボックスの研究を通して、

「身体楽」という音楽表現の確立を目指しています。

 

◆「身体楽」とは?

  「身体楽」(しんたいがく)とは、人間の身体から発せられる様々な音(音声)で創造される声楽以外の音楽表現を包括する概念であり、私の造語です。発音源は私達の身体である必要があります。その音源を、マイクロフォンやアンプ、イコライザー、ループマシン、スピーカーといった拡声装置を通して再生することは構いません。 あくまでも発音源の由来を身体としているところが重要です。もちろん、拡声装置を用いなくても楽しめます。

 

【身体楽として想定される音楽表現】

・ボーカル(ボイス)パーカッション、ヒューマンビートボックス、ボディパーカッション

 

◆日本音楽表現学会第17回(かきつばた)大会でワークショップを実施しました。

 2019年6月15〜16日愛知教育大学を会場に開催された標記学会で、ワークショップを実施しました。

 

◆最新論文が完成しました!

 日本におけるヒューマンビートボックスの黎明期に関する国内初の基礎資料となる評論論文が、『音楽表現学』Vol.17に掲載されました。

 

◇これまでの主な研究業績(ヒューマンビートボックス関連論文)は→こちら


研究対象の広がり

◆日本語歌唱からオノマトペ、直接的模倣音を経てヒューマンビートボックスへ

 私たちは日本語を話しますが、その発音の仕方や歌での扱い方は千差万別で、特に教育を受けたことがないという方も多いようです。そこで、私は「日本人なら、日本語の発音をきちんと理解して話したり、歌ったりすることが大切。特に子どもにとって一番最初の先生になる可能性が高い学生たち(=保育者)なら、なお大切」と考え、日本語歌唱に関する指導法、特に母音の扱いについての研究を進めてきました。そして、研究を進めるうちにオノマトペの可能性について意識するようになり、それが口で表現される直接的模倣音への関心に繋がりました。

詳しくは、「これまでに寄せられた質問」に掲載しています。

 

◆ヒューマンビートボックスは、音楽表現の新しいジャンルの一つへ

 ヒューマンビートボックスに代表される口を使った直接的模倣音は、それを使った演奏スタイルが確立されていながら、研究領域としては未開拓です。私は、その技法や新たな表現方法を研究しています。

人間の肉声が持っている生々しさ、表現力の豊かさといったものを、これからも研究し、教育現場に還元していきたいと考えています。


◇BEATBOX BATTLE WORLD CHAMPIONSHIP 2015の調査に行きました。 

 2015年5月29日〜31日にベルリンで開催されたビートボックスバトル世界大会の日本人選手団に同行し、調査を行いました。

 この大会は、3年に1回ドイツ連邦共和国の首都ベルリンで開催され、今回で3回目を迎えます。このたびの調査は、『音楽表現の新たな素材としてのヒューマンビートボックスに関する基礎研究』(科学研究費助成事業の基盤研究C)の研究の一環として計画され、主に世界のビートボックスの実態把握と、研究の方向性の明確化を目的に実施されました。

 今後この調査を基に、ヒューマンビートボックスの捉え方に関する学術的見解及び今後の研究の方向性等について、web上や学会誌、本学紀要で発表していく予定です。

 なお、当日の様子は、BEATBOXBATTLE.TVのサイトからご覧になれます。