【ビートボクサー、ボイパ必見!コラム&動画“Human Voice” 2nd Seasonまで公開中!

【再公開中】『AFRAさんとKAZZさんの初の出会い』など、過去のコラムから厳選した数点を再公開しました

◇北海道新聞の夕刊コラム『魚眼図』に『冬から春への音風景』を寄稿。下へスクロール!(3/12)

◇本サイトは教育研究関連限定です、それ以外の話題は→アメブロへ 5年前の記事も残っています(1/31)


成立背景が異なるヒューマンビートボックスとヴォーカルパーカッションをシームレスに研究しています。

 

◇【新企画】コラム&動画“Human Voice”連載中!

 ビートボクサーAFRAさん、すらぷるためさん、ヴォイパのKAZZさん、奥村さん(おっくん)と、ヴォイパ研究家でご自身もヴォイパをなさるkazumaさんこと杉村一馬さんによる新企画を連載中です。日本におけるヒューマンビートボックスやヴォイパの黎明期の話や昨今のヴォイパとビートボクサーの新たな潮流、ハイブリッド化、指導法やこれからの発展などを、Zoomインタビュー形式でコラムと動画で配信しています。現在2nd Seasonまで公開中! 3rd Seasonは5月中旬再開予定です。どうぞお楽しみに!

 ※科研費・基盤研究(C)(2019〜2021年度:課題番号19K02799)の助成を受け、『学校教育におけるヒューマンビートボックスの指導でのオノマトペの活用法の研究』というテーマで研究中です。本サイトの運営費もこの助成金で賄われています。

 

◆シームレスに研究するとは?

 ヒューマンビートボックスもヴォーカルパーカッションも、人間の発話器官(身体)から発せられる様々な音(音声)で創造される声楽以外の音楽表現であるという点では共通しています。ただ、これらの音楽表現が成立してきた背景、発音技法や演奏スタイルには違いがあり、同じものとして捉えていくことはできません。一時期はこれら二つを包含して呼ぶ「身体楽」という造語も考えましたがご批判も多く、中国人留学生(内モンゴル自治区)の留学生からは「身体が楽になることかと思った」、あるビートボクサーからは「無理にまとめている感がする」といった声も頂戴しており、もっと適切に語ることができる用語を世界中から探しています。

 

◆世界的にはヒューマンビートボックスで統一概念化が始まっている?

 ヒューマンビートボックス、ヴォーカルパーカッション(以下、ヴォイパ)は、HUMANBEATBOX.COMなどの海外のコミュニティサイトでは、すでにヒューマンビートボックスという用語で統一概念化が始まっている様子も見られます。しかし、日本国内では、海外と異なる発展の歴史があることから、ヒューマンビートボックスとヴォイパを明確に区別すべきとの考え方も根強いです。一方、生まれたときからインターネットの動画環境があった若い世代は、ヒューマンビートボックスとヴォイパの区別などをあまり気にしないとする向きもあり、世代間の意識の差が見られるのも、新興文化ならではの特徴と言えるでしょう。詳しくは、『日本におけるヒューマンビートボックスの概念形成~世界的な潮流と日本人ビートボクサー“Afra”との関わりから』をご覧ください。

 

◆日本語歌唱からオノマトペ、直接的模倣音を経てヒューマンビートボックスへ

 私たちは日本語を話しますが、その発音の仕方や歌での扱い方は千差万別で、特に教育を受けたことがないという方も多いようです。そこで、私は「日本人なら、日本語の発音をきちんと理解して話したり、歌ったりすることが大切。特に子どもにとって一番最初の先生になる可能性が高い学生たち(=保育者)なら、なお大切」と考え、日本語歌唱に関する指導法、特に母音の扱いについての研究を進めてきました。そして、研究を進めるうちにオノマトペの可能性について意識するようになり、それが口で表現される直接的模倣音への関心に繋がりました。

詳しくは、「これまでに寄せられた質問」に掲載しています。

 

◆ヒューマンビートボックスとヴォイパを、学校教育の現場へ

 ヒューマンビートボックスやヴォイパに代表される口を使った直接的模倣音は、研究領域としては未開拓です。私は、その技法や新たな表現方法を研究しています。人間の肉声が持っている生々しさ、表現力の豊かさといったものを、これからも研究し、教育現場に還元していきたいと考えています。


【魚眼図】北海道新聞の夕刊コラムのご紹介

  ※約一ヶ月半毎に寄稿している新聞コラムです下にスクロールすると記事が出てきます。

◇『冬から春への音風景』(3月12日付)

◇『高まる質問力』(1月5日付)

◇『マスク時代の声の届け方』


北海道新聞夕刊コラム『魚眼図』2021年3月12日付


北海道新聞夕刊コラム『魚眼図』2021年1月5日付


【今こそ再確認】
マスク時代の声の届け方

いつもお世話になっている北海道新聞夕刊コラム『魚眼図』に、「マスク時代の声の届け方」という内容を書いてみました。

 マスクをすることが当たり前となった今、マスクを装着したことを前提とした日本語の発話法は、教員や保育者だけでなく、様々な接客業の方にも共通する話題だと思います。