口で奏でる音楽表現を考えるHuman Voice”

コラムと動画による“ヒューマンビートボックス&ボーカルパーカッション試論

『 日本におけるヒューマンビートボックスの概念形成〜世界的な潮流と日本人ビートボクサー“Afra”との関わりから〜』(評論論文)に続く研究成果の公開の第2弾 各回コラム&15分程度の動画で構成されています。YouTubeリンクはそれぞれのコラムの中に貼ってあります。なお、CMが入ることがありますが、当研究室とは一切関係ありません。

 

☆1st Season:出演者を知る

第1回 言葉崩しの魔術師:ビートボクサー“すらぷるため”

第2回 AFRA×KAZZ 夢の対談(前編) ビートボックス?ボイパ? 違いよりも大切なこと

第3回 奥村まさよし&杉村一馬が語るボイパなきもち(前編)

第4回 本当のストリートってどこにある?:すらぷるためのアート談義

第5回 AFRA×KAZZ 夢の対談(後編)ビートボックスとボイパの指導で大切にしていること

第6回 奥村まさよし&杉村一馬が語るボイパなきもち(後編

 

☆2nd Season:ビートボックスとボイパの楽しみを知る

◇第7回 スタンドアローン・コンプレックス的ヒューマンビートボックス論(前編)

◇第8回 ヒューマンビートボックスとボイパの楽しみ方とは:AFRA&KAZZ&杉村一馬による鼎談(前編

◇第9回 スタンドアローン・コンプレックス的ヒューマンビートボックス論(後編)

◇第10回 ヒューマンビートボックスとボイパの楽しみ方とは:AFRA&KAZZ&杉村一馬による鼎談(中編)

◇特別回 札幌の若きビートボクサーのビートボックス・レッスン談話:ビートボクサーYUTAさん

◇第11回 ヒューマンビートボックスとボイパの楽しみ方とは:AFRA&KAZZ&杉村一馬による鼎談(後編)

 

☆3rd Season:一緒にやろうよ!ビートボックス&ボイパ

◇第12回 音楽表現の授業に思うことあれこれ:奥村政佳&すらぷるため&杉村一馬による鼎談

◇第13回 子どもから大人まで様々に楽しめるボイパ、ビートボックスの可能性

◇第14回 Human Voice大座談会①学校教育にビートボックス・ボイパを取り入れてみよう!

◇第15回 Human Voice大座談会②学校教育にビートボックス・ボイパを取り入れてみよう!② 

◇第16回 Human Voice大座談会③ 最終回特別編+御礼のご挨拶


【本企画の趣旨】コロナ禍における音楽表現の研究方法の一つとしての試み

 ヒューマンビートボックスの指導に関する科研費研究で予定していたヒューマンビートボックスの指導事例の調査が、2020年度はコロナ禍によって不可能となりました。元来指導法というのは、まず指導理念があり、その上で具体的な指導法が構築されていくものであると考えます。また、指導事例と一口に言ってもその方法は多岐多様であり、そもそもヒューマンビートボックスやボーカルパーカッションの楽しさを実践的に伝えることが、「指導」という言葉を使って語られるべきかどうかの検討も重要です。

 そこで、このたび、ヒューマンビートボックスとボーカルパーカッションの最前線で活躍する方々の中で、これまでお付き合いのあった皆様の中から多様性に富んだ5人にご協力をいただき、ヒューマンビートボックスとボーカルパーカッションをシームレスに捉え、ヒューマンビートボックス&ボーカルパーカッション試論として、それぞれの方が考える「○○観」というような根底にある部分にスポットを当てて動画や文字を残し、次年度以降継続して調査する具体的な指導法の収集・開発へと繋げていきたいと考えました

 多岐多様な話題が期待できる5人のビートボクサーやボーカルパーカッショニストの方々との対話は、成立背景が異なる二つの音楽表現の今後の発展に寄与できると確信しています。徐々にアップロードしていきますので、是非ご覧ください。3rd Seasonまであります。それぞれ15分程度の番組です。ゆっくりゆっくりご覧になってください。

ーーー出演者(敬称略) 

AFRA、KAZZ、奥村政佳(おっくん)、すらぷるため、杉村一馬(kazuma)